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キャリアパートナーからマーケターへ異動になりました。

しょうヘイ

この記事の投稿者しょうヘイ

究極のバランサー。社内の空気を読むことにおいては、彼の右に出るものはいない。

こんにちは、人材紹介事業部の仲島です。

人材紹介事業部の仲島です。と書くのも、今回で一旦ラストになります。

というのも、7月いっぱいでCP(キャリアパートナー)としての業務を終え、8月からマーケティング事業部に異動することになりました。

…と、まずは事実をお伝えしつつ。

この記事を書くことにした理由は、ざっくり言うとふたつあります。

ひとつは、これまで関わってくださったすべての方に対する感謝を、ちゃんと届けたかったから。

もうひとつは、自分の中でこの節目を言語化しておきたかったから。

社会人になると、桜も咲けば異動もあるし、突然LINEでちょっとお話よろしいでしょうかと声がかかる。春ってそういう季節です。

ただ、今回はそんなお話から始まったのではなく、自分の中でやってみたいと思ったことが、ちゃんとやってみように変わった異動でした。


キャリアパートナーとしての10ヶ月、人が輝けば、すべてが動き出すは案外ほんとだった話。

CP(キャリアパートナー)という仕事は、文字数的にはたった数文字だけど、体感としては濃厚120年分くらいの経験をしました。

転職って、その人の人生をガラッと変えることもある。

そんな分岐点に立ち会う仕事って、やっぱりすごい。

緊張感もあるけど、その分だけドラマがあるというか。

面談のたびに、その人のまだ言語化されてない不安と言いかけたままの理想に触れていく感覚。

自分の質問ひとつで、表情がちょっと変わる瞬間とか、話しながら涙ぐむ人とか、本当に色んな人と出会いました。

キャリアパートナーという立場で成果を出せたときは、会社への貢献を実感できたし、

自分の言葉で、人が一歩踏み出すことってあるんだなという実感は、たぶん一生忘れないと思います。

あと、なんだかんだで人が輝けば、すべてが動き出すって、ちゃんとした真理だなと。

10ヶ月間、わりと地べたを這いながらそれを感じてました。


「挑戦する人に、勝てる仕組みを」を、仕掛ける側へ

ただ、その中でふと浮かんできたのが、もっと根っこの方に関わってみたいという感覚でした。

たとえば、誰かの可能性を後押しする仕組みをつくることとか。

挑戦する人がちゃんと勝てる舞台を整えることとか。

目の前の人に関わるのも素晴らしいけれど、もっと広い範囲に影響を与える仕事もあるのでは…と。

それが僕にとって、マーケティングだったんです。

言葉にすると一気にそれっぽくなるけど、

人の可能性に、仕組みで革命をみたいなことを、ちゃんと本気で考えはじめていた自分がいました。

マーケティングって、派手じゃないけど仕掛けてる感がある

マーケティングって、一見地味です。

テレビCMの裏側にいる人とか、検索ワードと向き合いすぎて夢にも出てくる人とか、そういうイメージ。

でも実は、営業が信じて届けている価値を見つけてもらうための、仕掛けづくりの仕事です。

誰のもとに届くのか。どうしたら気づいてもらえるか。

セールスの成果を根っこから支えるこの役割は、実は会社全体の売上にも直結します。

派手さはないけど、ちゃんと効いてくる。

水面下で静かに圧勝の仕組みをつくっていく感じ。

なにそれ、最高やん、と僕は思ったんです。


不安は、小脇に抱えて走るくらいがちょうどいい

もちろん、不安はあります。めちゃくちゃある。

お前、マーケ未経験やんという声も、自分の中でこっそり言ってます。

たまに大声です。

でも、不安を持たないんじゃなくて、小脇に抱えたまま走るくらいが、仕事としては健全だと思ってます。

逆に言うと、不安があるからこそ、学ぶし、考えるし、立ち止まらない。

志を、仕組みに変えるって、たぶんそういうことなんじゃないかなと。

情熱だけで突っ走る時期もあるけど、持続させるには仕組みがいる。

僕自身の中にも、いま仕組み化の波がきてます(なんの話)。


感謝と、ちょっとだけの覚悟と、割とガチな前向き

この異動は、いわゆる人事異動ではありません。

ちゃんと自分からやりたいと言った結果の異動です。

この挑戦を受け入れてくれた会社、チャンスをくれた社長。

そのどちらにも、きちんと感謝しています。

情熱を燃やすのは大切。でも、それを仕組みにしなければ続かないし、巻き込めない。僕自身の中にも、

今そういう変換期がきている気がします。


最後に──これはただの異動記事じゃない(つもり)

MASTER keyのMVVには、

「ヒトの可能性を最大化し、真の豊かさを追求する」とあります。

その可能性の鍵を、今度は自分自身にも使ってみようと思います。

▲円陣で静かに燃えるメンバーと、それを背後で祝福する空に一番近い両手

まずは個としての力を磨く。そしてそれを、仕組みに昇華してチームに還元する。

今の僕にとって、それが仕事です。

焦らず、でも止まらず。

不安も学びもまとめて抱えて、ちゃんと前に進む。

この記事が、マーケに異動した人の話で終わらず、

ああ、なんかちゃんと考えてるなくらいに読んでもらえたら嬉しいです。

読んでくださって、ありがとうございました。