BLOG

「夢を語っても、笑われないんです。」趣味でやっていたAIが、会社を救った。 #インターン生インタビュー

webmaster@kanri

この記事の投稿者なおちー

マスターキー広報。ありのままを発信しようと日々奮闘中。

こんにちは!もしくは、こんばんは!みんなお馴染み、マスターキー戦略人事+広報の谷口です!
マスターキーでは、AIインターン生を募集しています。

記念すべき一期生のふたりが、もうすぐマスターキーにジョインして1年記念日!

ということで、初インタビューを行いました(^^♪


大学での学び・AIとの出会い

谷口:インタビュー、よろしくお願いします☺改めて、ふたりが大学で何を学んでるか、教えて!

寺井:僕は経済学部です。今は積立NISAや投資をテーマにゼミで研究してます。将来困らないように金融リテラシーを高めたいと思って。今は卒論に追われています…

谷口:うえぴー(上田)は?

上田:僕は、補助人工心臓を長期利用したときの合併症リスクについて、お医者さんと共同研究してます!なんだかいかつく聞こえるかもしれないですね(笑)

谷口:ザ・理系!!私は文系なのでわからない…(笑)すごいなぁ…
ふたりとも研究内容はAI関係ないのに、なぜAIに触れようと思ったん?

上田:早いうちに情報を仕入れて、先行者利益手に入れて、時代の波に乗りたいって気持ちです!

寺井:僕の場合は「将来自分の仕事を楽にしたい」っていうのがきっかけですね。調べるうちに開発の仕組みを知って、「これめっちゃ面白いやん」ってなって。そこから趣味が勉強に変わって、今につながってます。

▲上田(左)と寺井(右)


人生で一番濃密でした。

谷口:ふたりとも、インターンを始めて、もうすぐ1年経つよね。この1年どうやった?

上田:右も左も分からない中で始めて、足りないスキルが次々に明確になった一年でした。クライアントへの連絡ひとつでも精一杯やったし、プロジェクトを進める力も足りない。開発や知見もまだまだ。本当に基礎体力をつけられた一年だと思います!

寺井:僕は「人生で一番濃密な一年」でした!これまではうどん屋のバイトリーダーで、決まった作業をこなすだけ。自分をさらけ出す機会って無くて。

自分の大きな夢を語ると、普通は白い目で見られることが多いと思うんですけど、マスターキーの皆さんは、笑わずに「それめっちゃいいやん!素敵やん!」と後押ししてくれて。
ーーー趣味だったAIを仕事にできて、何でも挑戦できる。最高の仲間にも出会えたし!ね?

上田:恥ずかしいわ!(笑)

寺井:ごめんごめん!(笑)
インターンでは、どんどん自分の夢を具体化することができています。自分がやりたいことが見えてきたからこそ就職活動の軸が見えてきたし、それを実現できるような企業にも就職することが決まりました!
マスターキーがなかったら僕は何してたんやろうっていうのは日々感じますね。


周りの学生に差をつけたい

谷口:そもそも、なんでマスターキーでインターンしようと思ったん?

上田:周りの学生に差をつけたかったんです!塾講師、焼肉屋、パーソナルトレーナー…いろんなバイトしてきましたけど、ルーティンばかりで。Wantedlyでマスターキーの求人を見たときに、「未経験でもチャレンジできる」と目にして。
プログラミングの経験はゼロでしたが、「とにかくやってみる!」という社風を感じて、直感で「ここや!」と思いました。

寺井:僕はプログラマーになりたいって決めてたのですが、知見が無い。社会人になる前に経験を付けてスタートダッシュを切りたかったんです!
多くの企業はインターン生をアルバイト扱いするけど、マスターキーは「社員と同じ裁量を与える」って言ってくれたんです。未熟な自分を信じて任せてくれることに感動して、信頼して向き合ってくれるんだっていうのを感じましたね。
僕の成長を見届けてほしいって思いました!

谷口:思い出すなぁ~。ふたりと初めて面談したときに「絶対にやりきってくれる!」というやる気を、Zoom越しから感じたことを。即内定出したもんね!

▲出勤初日。まだ施工が始まってすらないオフィスで、とりあえず段ボール椅子をつくるところからスタートしました。アナログすぎる。


業務時間を250時間以上を削減しました!

谷口:実際にどんな仕事をしてるの?

上田:いろいろ幅広く任せてもらえていますが、お客様案件の例を出すと、請求書作成の自動化です!
月100通くらいの請求書を、1週間かけて手作業で作られていたんです。それをスプレッドシートで自動化して、今はボタンひとつで全部作れるようになりました!

谷口:お客様の反応はどうだった?

上田:「今までの作業は何やったんやろ」って驚いてました!僕も「やっぱりITの力ってすごいな」って感じましたし、人助けにもなるんだって、嬉しかったです!

寺井:社内DXを中心に、業務の仕組み化にも取り組んでいます。
マスターキーでは、人材紹介やRPOっていう人材に関わる事業を行ってるじゃないですか?
例えば、求人原稿の自動作成システムを開発しました!今まで手作業で作成していた原稿を自動で作るようになって、社員さんの業務時間を250時間以上を削減しました。
「もっと業務に集中できるようになった」って感謝されて、すごくやりがいを感じました!

谷口:すごいな。正直、ふたりがおらんかったら今のマスターキーは回ってないと思う。

上田:いや、その自信あります(笑)ありがとうございます!


開発で利益を出し、ヒトにしかできない仕事に集中できる社会を創りたい

谷口:で、なんでそこまで業務を頑張れるん?

上田:とにかく、目の前の成果を出すために必死ですね。利益を出して、早く損益分岐を迎えたい。その短期的なエネルギーの積み重ねです。でもその中でスキルが身についていくのが面白くて。
登山というより、蝶々を追いかけていたら自然と山を登っている、という感覚です!

寺井:僕は「人が喜ぶ姿を見ること」が原動力です。マスターキーに、自分たちが作ったシステムを導入して「めっちゃ業務が楽になった」「すごい、ありがとう!」って言ってもらえたとき、本当にやりがいを感じます。
それに、マスターキーのミッション「ヒトの可能性を最大化し、真の豊かさを追求する」に共感していて。ITやAIの力で単純作業を減らし、人間は心を使う仕事に集中する。そんな社会をつくりたい。ヒトの可能性を最大化するという真髄は、ここにあると思うんです。その思いで頑張れてます。
マスターキーでは個人のミッション・ビジョン・バリューを考えるって文化あると思うんですけど、それも好きで!それを胸に刻んで、今動いています。

谷口:いやぁ、ほんまに…。ふたりの話聞いて、自分の原動力なんやろって改めて考えさせられた…!


谷口:この1年でどんなスキルや経験が得られたと思う?

上田:やっぱり一番はシステム開発の実務経験ですね。クライアントのニーズを理解して、どういう設計にするか考えて、実際に形にするっていうのを全部やらせてもらったんで。最初はゼロからのスタートだったんですけど、だいぶ力がついてきたなって感じます!

寺井:僕も同じですね。プログラミング以外でいうと、ビジネススキルが大きいです。僕は人前で話すのが苦手で、敬語も下手くそだったんですけど(笑)。お客様にどう伝えれば理解してもらえるかを考える中で、「相手の立場で考える」っていうのが一番大事だなと学びました。

谷口:いや〜、ふたりならどこの会社行っても即戦力やと思うな。スタートダッシュ爆速で切れるはず。

上田:そう言っていただけると自信になります!!!

谷口:本当に本心で!既に学生とは思えんぐらい頼もしいもん。いつもありがとう☺

▲初の商談日に、名刺交換を教わる寺井(左)と、笑って見守る上田(真ん中)


子会社、起業、効率化…

谷口:今後AI事業部をどう伸ばしていきたい?

上田:僕は子会社をつくるぐらいの規模感にしたいです。社長も「マスターキーホールディングスを創りたい」ってよく仰っていると思うんですけど、その夢を叶える一翼を担いたいです!

寺井:子会社をつくれるレベルで業績を伸ばしたいし、もっといろんな業界の役に立ちたい。まだまだ効率化できてない業界は山ほどあるので、そこに寄り添って解決できる事業部にしていきたいですね。

谷口:いいな。AI事業部は今は案件がポツポツ散らばってる状態やけど、これがまとまって回り出したら、会社にとって一番利益率が高い事業になると思う。

上田:そう思います!


谷口:ふたり自身は、未来どうなりたいの?

上田:僕は技術だけじゃなくて、ビジネスの知見も持って、現場と開発の橋渡しができる人材になりたいです。その上で業務効率化やサービスの高度化を実現して、最終的には起業したいと思ってます!そのために今はAIに注力してます。

谷口:AIを造るのも大事だけど、売る人がいないと利益にならないもんね。

寺井:僕は「人が人らしい仕事に集中できる世の中をつくる」っていうのを自分のミッションにしています。そのためにAIを使った業務効率化システムを開発したい。最近はMLOpsとかの領域に興味があって、そこを専門に進んでいきたいです。

MLOpsとは…「機械学習 (ML)」と「運用 (Ops)」を組み合わせた造語。機械学習モデルをビジネスに適用し、開発から運用、そして再学習までの一連のプロセスを継続的に自動化・効率化するための手法。


野望がある人と働きたい

谷口:今マスターキーではAIインターン生を募集しているけど、どんな学生と一緒に働きたい?

上田「野望がある子」ですね。なりたい姿が抽象的でもいいんですけど、そこに熱量を持ってる子と働きたいです。

寺井:自分のやりたいことを軸に持ってて、そのために行動できる子。そういう人なら、マスターキーで全力で挑戦できると思います。

谷口:わかるわ〜。2024年に一期生を募集していた時、「マスターキーでインターンをしたい」がゴールの学生はお見送りにしたの。そうじゃなくて、「未来こうなりたい。そのためにマスターキーで修行したい」っていう学生を最終選考へ通した。その中でも光ってたのが、うえぴー(上田)、寺ちゃん(寺井)、あとがんちゃん(本日はお休みのインターン生)、わたるくん(営業インターン)の4人だった!

寺井:なるほど、そうやったんですね。

谷口:そう。だからこそ今こうやって結果出せてるんやと思うよ。

▲開発に勤しむ、岩月(左)上田(真ん中)寺井(右)


谷口:最後に、未来の後輩・二期生に向けて一言メッセージをください!

上田:マスターキーは、とにかく裁量権が大きいです。他のどのインターンにも負けないと思います。主体的に動ける子ならめちゃくちゃ成長できます。経験を積みたいなら、すぐ応募してほしいです。

寺井:マスターキーは、「夢を語っても笑われない会社」です。むしろ「いいやん、頑張れよ」って応援してもらえる。僕も最初はヘロヘロやったんですけど(笑)、笑わずに色々任せてもらえて嬉しかったですね。
一言でいうと、自分のやりたいことの軸を持ってる人にぜひ来てほしいです。その軸が抽象的でもいいんで、熱量があれば絶対に挑戦できる環境です。

谷口:いいね。二期生の採用面接は、ふたりに全部任せようかな!今まででやってきたこと、ちゃんと伝えてほしい!

上田・寺井:まかせてください!了解です!!


編集後記

今回、はじめてインターン生にインタビューしました!
最初はふたりとも戸惑いながら話していたのに、気づけば、私よりしっかり未来を語っていて、「上司って何だっけ…?」と少し迷子になる瞬間も(笑)

でも、これこそマスターキーらしさ。学生・正社員なんて肩書き、関係ない。みんなで走って目標を越えていく。旗振りする人が増えて、肩を組んで前を向く――そんなところが、マスターキーの強みだと改めて感じました!

あーあ、私も大学生に戻りたいなぁ!!!